ヘラクレスオオカブト (ブルー個体)
通常、ヘラクレスオオカブトの前翅は、乾燥している時は黄色、湿り気があると黒っぽくなりますが、幼虫期に餌に牡蠣等の貝殻を粉末状にしたものを入れて与え続けると、前翅が青っぽくなるといわれます。中でも前翅の青いヘラクレス・リッキーは「リッキーブルー」と呼ばれ人気の高い種類です。「りったいカブトムシ・クワガタムシ館」収録作品。
分類:甲虫目コガネムシ科
体長:46~178mm
分布:中央アメリカ~南アメリカ中部

コーカサスオオカブト
3本の長い角が特徴の、アジア最大のカブトムシ。地域によってオスの角の形に違いがあります。オス、メス共に気性が荒く好戦的で、複数の個体を飼う際には、別々のケージで飼育する必要があります。なお、1000m位の高地に生息していますが、中央アジアのコーカサス地方とは関係ありません。学名が変わってしまった為、「キロンオオカブト」と表記する図鑑もあります。「りったい昆虫館」収録作品。
分類:甲虫目コガネムシ科
体長:50~133mm
分布:インドからインドシナ半島にかけての地域、マレーシア、インドネシア
ヒミツ情報:前胸と前翅の間が爪切りのように鋭くなっているので、扱いには注意が必要。

ゾウカブト
「エレファス・ゾウカブト」とも呼ばれ、世界最重量のカブトムシとして有名です。その体重は50g、日本のカブトムシなら5匹分に匹敵します。前肢が長く発達していて、あまり好戦的でなく大人しい性格です。「りったいカブトムシ・クワガタムシ館」収録作品。
分類:甲虫目コガネムシ科
体長:50~130mm
分布:メキシコ~コロンビア

ニジイロクワガタ
体が名前の通り虹色に輝いていて、「世界一美しいクワガタ」とも呼ばれています。大顎はカブトムシの角のように上に向いて反り返っているのも特徴です。標高7000m位の熱帯雨林に棲んでいます。「りったいカブトムシ・クワガタムシ館」収録作品。
分類:甲虫目クワガタムシ科
体長:36~68mm
分布:オーストラリア北東部、ニューギニア島
ヒミツ情報:夏場の気温が30℃を超えても元気だし、冬場でも10℃までなら活動は鈍るが死ぬ事は無い、丈夫な種類であるから、外国産クワガタ飼育初心者にはうってつけの種類。

プリモスマルガタクワガタ
プリモスマルガタクワガタのようなマルガタクワガタの仲間や、ダルマクワガタの仲間は、アフリカの岩場に暮らす、ちょっと変わったクワガタムシ。その為か、発見者には登山家やロッククライマーが多いそうです。飛ぶ事は出来ません。オレンジ色の大顎を、上下に振って歩いています。「りったいカブトムシ・クワガタムシ館」収録作品。
分類:甲虫目クワガタムシ科
体長:18~35mm
分布:南アフリカ

カブトムシ(幼虫)
カブトムシの幼虫は腐植土を食べ、地中で成長します。卵は10日位で孵化、2~3齢幼虫で越冬し、翌年6月には成虫が羽化します。「りったいカブトムシ・クワガタムシ館」収録作品。
ヒミツ情報:口に発音器があり、人に聞こえない音で交信を行っている。

モーレンカンプオオカブト
コーカサスオオカブトと同じ3本角の大型カブトムシ。ボルネオ島だけに生息し、明かりに集まります。前胸はコーカサスオオカブトやアトラスオオカブトに比べて幅が狭く、高さがあります。頭角がとても長いカブトムシです。本体(肢)の部分はゴホンヅノカブトと一緒に載っているので、間違いにはくれぐれもご注意を。「りったいカブトムシ・クワガタムシ館」収録作品。
分類:甲虫目コガネムシ科
体長:50~112mm
分布:ボルネオ島

サイカブトムシ
タイワンカブトともいい、元々は日本にはいませんでした。オスにもメスにも角があり、ヤシやサトウキビを食べる大害虫。サイカブトムシの仲間は色々な種類が、色々な地域に暮らしています。「りったいカブトムシ・クワガタムシ館」収録作品。
分類:甲虫目コガネムシ科
体長:33~47mm
成虫が見られる時期:1年中
分布:アジアの広い地域(日本では奄美大島以南の南西諸島)

エラフスホソアカクワガタ
インドネシアのスマトラ島に棲む、長い大顎を持つクワガタです。山地の樹液に集まり、明かりにも来ます。見かけよりも大人しい性格の持ち主です。ちなみに、「エラフス」とは「シカの角」を意味するそうですよ。ホソアカクワガタの仲間にはこのように長い大顎を持つ種類もいて、メタリフェルホソアカクワガタという種類のオスの大顎は、体長よりも長くなりなるそうです。「オウサマホソアカクワガタ」と表記する本もあります。「りったいカブトムシ・クワガタムシ館」収録作品。
分類:甲虫目クワガタムシ科
体長:48.5~109mm
分布:スマトラ島
ヒミツ情報:ホソアカクワガタの仲間は、枝の先に大顎で傷をつけ、そこから出た汁を吸う。

オウゴンオニクワガタ
熱帯アジアにいる、美しく珍しいクワガタムシです。オス同士戦う時には大顎の先を閉じて戦います。大顎は中央でくびれ、先が外側に開いています。ローゼンベルグオウゴンオニは大顎の先端が3つに、モーレンカンプオウゴンオニは大顎の先端が2つに分かれています。「りったいカブトムシ・クワガタムシ館」収録作品。
分類:甲虫目クワガタムシ科
体長:42~85mm
分布:東南アジア
ヒミツ情報:湿っている時は黒っぽい。

サタンオオカブト
南米・ボリビアに生息するカブトムシです。種名の「サタン」とは、元ヘブライ語で悪魔、若しくは敵対者の意味があります。少し小さめですが、ネプチューンオオカブトと極めて近い種類だと考えられています。角の内側にはオレンジ色の毛がびっしりと生えています。基本的には大人しい性質で、進んで戦うような事はあまりしないものの個体差はあり、中には好戦的なものもいます。Webページ「Canon Creative Park」収録作品。
分類:甲虫目コガネムシ科
体長:55~115mm
分布:ボリビア

カブトムシ(メス)
カブトムシのメスはオスより小さめで、角はありません。肢のトゲはオスに比べると鋭く発達していますが、これは地中に潜るのに適しています。「新りったい昆虫館」収録作品。
分類:甲虫目コガネムシ科
成虫が見られる時期:6~9月
分布:アジアの国々(日本では北海道~九州、屋久島、奄美大島、沖縄島)

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