「くろしお」は、新大阪や京都と、白浜や新宮を結びます。色々な形式が走っていて、この283系は、かつての列車名から「オーシャンアロー」の愛称で親しまれています。イルカのような流線型が、カッコイイですね。少しややこしい作り方のため、綺麗な出来栄えになるまで練習した方がいいかもしれません。Webページ「JR西日本:人気列車ペーパークラフトコーナー」収録作品。
列車名:くろしお
使用している車両:283系、287系、289系
走っている区間:京都、新大阪~白浜、新宮
最高時速:130km
ヒミツ情報:展望ラウンジも設置されている。そこから見える海は、美しいだろう。
「くろしお」には283系の他にこちらの287系や、「しらさぎ」に使用された683系2000番代を改造した289系も走っています。287系、289系共に「こうのとり」用の車両もあり、こちらはラインがダークレッド。「くろしお」用はオーシャングリーンの帯となっています。この後登場する「こうのとり」「パンダくろしおSmileアドベンチャートレイン」に比べるとシンプルな作品で、初めての方にはオススメです。Webページ「Vayashi‘s11」収録作品。
列車名:くろしお
使用している車両:283系、287系、289系
最高時速:130km
ヒミツ情報:287系の1号車の車両記号は「クモロハ」という珍しい記号なのだ!
「スーパーくろしお」や「くろしお」も、先ほどの283系と同じく、東海道線、紀勢本線、阪和線を経由して、新大阪や京都と、紀伊田辺、白浜、新宮とを結びます。「スーパーくろしお」と「くろしお」の見分け方、分かりますか?「スーパーくろしお」にはパノラマ展望車(写真手前)が付いています。そこからの眺めは最高です。僕も乗りたかったなぁ~。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:スーパーくろしお、くろしお
使用している車両:381系
走っている区間:京都、新大阪~紀伊田辺、白浜、新宮
最高時速:120km
関西国際空港の開通した1994年に運転を開始しました。滋賀県の野洲に草津、それから京都と、関西国際空港を結んで走っています。途中の新大阪駅や、滋賀県の石山駅にも停車しますよ。
列車名:はるか
使用している車両:281系、271系
走っている区間:野洲、草津、京都~関西国際空港
最高時速:130km
ヒミツ情報:2021年より、南草津、山科が停車駅に加わったぞ。
281系。Webページ「JR西日本:人気列車ペーパークラフトコーナー」収録作品。
271系。281系とつながって走行します。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
287系は、「こうのとり」「きのさき」「はしだて」「まいづる」「くろしお」として使用されている特急電車です。主に「こうのとり」は新大阪駅から城崎温泉、「きのさき」は京都から福知山に向かい、「はしだて」は京都と天橋立を、「まいづる」は京都と東舞鶴を結んでいます。「こうのとり」は城崎温泉に向かう特急列車。目的地の城崎温泉は1300年の歴史を誇る温泉地です。先程記したように「きのさき」は福知山までのもありますが、城崎温泉まで行く便もあるみたいですね。Webページ「JR西日本:人気列車ペーパークラフトコーナー」収録作品。
列車名:こうのとり、きのさき、はしだて、まいづる
使用している車両:287系
走っている区間:新大阪~城崎温泉等(こうのとり)、京都~福知山等(きのさき)、京都~天橋立(はしだて)、京都~東舞鶴(まいづる)
最高時速:130km
ヒミツ情報:「まいづる」は綾部駅で進行方向を変えて走る。
現在「くろしお」で走っている287系に、パンダの塗装を施した車両です。作る時のコツは先ほどの「こうのとり」と同じです。パンタグラフの向きに気を付けましょう。Webページ「JR西日本:人気列車ペーパークラフトコーナー」収録作品。
列車名:くろしお(パンダくろしおSmileアドベンチャートレイン)
使用している車両:287系
走っている区間:京都、新大阪~白浜、新宮
最高時速:130km
ヒミツ情報:車両ごとにペイントやラインの色が異なる。
新大阪から城崎温泉や豊岡、福知山を結ぶエル特急。「こうのとり」と走っている区間が一緒な気もしますが、実は「北近畿」は「こうのとり」の前身なのです。2011年に「北近畿」より名称を変更したのが、「こうのとり」という訳です。183系はJR西日本が485系を改造して造った車両で、2013年3月のダイヤ改正で営業運転を終了しました。写真の183系「北近畿」は国鉄色です。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:北近畿(「こうのとり」に名称変更後も使用された)、きのさき、はしだて、まいづる
走っている区間:新大阪~城崎温泉等(北近畿→こうのとり)、京都~城崎温泉等(きのさき)、京都~天橋立(はしだて)、京都~東舞鶴(まいづる)
最高時速:120km
主に「はまかぜ」として大阪駅と鳥取、浜坂、香住駅を結んでいます。また、カニのシーズンになると臨時特急「かにカニはまかぜ」として走っています。米原と大阪を結ぶ特急「びわこエクスプレス」として683系と共に走っていますが、「びわこエクスプレス2号」は草津行きで、このキハ189系で運転されます。写真左は1000番代、右が0番代です。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:はまかぜ、びわこエクスプレス(2号)
使用している車両:キハ189系
走っている区間:大阪~鳥取、浜坂、香住(はまかぜ)、大阪~草津(びわこエクスプレス2号)
最高時速:130km
ヒミツ情報:0番代と1000番代は先頭車両としてキハ189系の1編成に一緒に組み込まれているが、0番代にはトイレがあり、1000番代にはない。
奥羽本線や伯備線、土讃線等、全国をまたにかけて走っていた車両です。写真の作品の色の車両は、2010年まで特急「はまかぜ」として大阪と鳥取を結んでいました。屋根のパーツは細かいと思うので、爪楊枝やボンド等を使って組み立てるといいですよ。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:はまかぜ
使用している車両:キハ181系
走っている区間:大阪~鳥取、浜坂、香住
最高時速:120km
ヒミツ情報:現在は東南アジアのミャンマーという国で、首都のヤンゴンと観光地を結ぶ特急列車に使われている。
新山口と米子や鳥取を結ぶ「スーパーおき」、鳥取と益田や米子を結ぶ「スーパーまつかぜ」、岡山と鳥取を結ぶ「スーパーいなば」の3列車に使われている特急型気動車です。車体側面には、0番代は島根県の花「ボタン」、10番代、500番代は鳥取県の花「二十世紀梨の花」のエンブレムがあしらわれています。カーブでもスピードを落とさず走れる振り子式の車体で、乗り心地も今まで以上に良くなりました。「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」に使われるものと、「スーパーいなば」に使われるキハ187は、少し違っています。「スーパーいなば」に使われるキハ187は500番代で、智頭急行の路線を走る事の出来る装置が付いているのです。Webページ「JR西日本:人気列車ペーパークラフトコーナー」収録作品。
列車名:スーパーおき、スーパーまつかぜ、スーパーいなば
使用している車両:キハ187系
走っている区間:新山口~米子、鳥取(スーパーおき)、鳥取~益田、米子(スーパーまつかぜ)、岡山~鳥取(スーパーいなば)
最高時速:120km
ヒミツ情報:かつて「スーパーまつかぜ」は「スーパーくにびき」という列車名だった。
「やくも」は、岡山と出雲市を結ぶ特急列車で、座席の座り心地が良い事から「ゆったりやくも」と呼ばれています。初代の振り子式特急車両で、先程の「スーパーくろしお・くろしお」や、「こうのとり」等に使われた時期もありました。この「ゆったりやくも」には一部の編成に、パノラマグリーン車(写真左側)が連結されています。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:やくも
使用している車両:381系
走っている区間:岡山~出雲市
最高時速:120km
ヒミツ情報:先頭車両と中間車両が向かい合う増結スタイルもある。
四国は本州と陸続きではなく島なので、列車は瀬戸大橋という大きな橋を渡って、本州と四国をつないでいるのです。また、四国の中だけを走る色々な特急もあります。因みに、瀬戸大橋は上を自動車が、下を鉄道が通ります。どんな特急が出てくるのでしょうか?
予讃線の電化を機に登場した車両で、主に「しおかぜ」「いしづち」に使われています。松山方面の先頭車両は先端部が赤いグリーン車、高松方面の先頭車両は先端部がオレンジの普通車指定席となっています。なお、「しおかぜ」と「いしづち」は連結して走る事もあるため、貫通型先頭車両もあります。「しおかぜ」は主に岡山と今治や松山を、「いしづち」は高松と松山を結んでいます。銀色の車体がロケットみたいですが、「しおかぜ」「いしづち」には新型の8600系も使用されています。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:しおかぜ、いしづち
使用している車両:8000系
走っている区間:岡山~今治、松山(しおかぜ)、高松~松山(いしづち)
最高時速:130km
ヒミツ情報:使用されている列車は限定されているが、「アンパンマン列車」もある。
3両作って車両基地に並べてみました。
1989年にデビューした、日本で初めての「制御付振り子式車両」かつ「世界初の振り子式気動車」です。2000年を目前に開発された車両である事から、「2000系」という、日本国有鉄道(国鉄)式の「キハ」等の文字は使用せずに4ケタ数字だけで表記するという、私鉄の車両のような形式称号が付与され、以後、1つ前の8000系等JR四国になってから製造された車両は全て4ケタ数字での形式称号となりました。かつては「南風」「しまんと」でも走っていましたが、2700系や2600系に置き換えられ、今では「あしずり」「宇和海」でのみ走っています。「あしずり」は高知駅と中村駅や宿毛駅をつなぐ特急列車。複数の都道府県を跨いで走らない列車で、運行区間全てが高知県内で完結します。足摺岬が名前の由来となっており、土佐くろしお鉄道とも乗り入れを行っています。写真左側は「アンパンマン列車」、右側は非貫通型先頭車両です。非貫通型先頭車両は緩めに曲げ癖をつけてやると良いです。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:あしずり、宇和海
使用している車両:2000系
走っている区間:高知~中村、宿毛(あしずり)、松山~宇和島(宇和海)
最高時速:120km
ヒミツ情報:試作車の「TSE」は2018年に運転終了、2019年には廃車となってしまったものの、1990年の鉄道友の会ローレル賞を受賞しているぞ。
世界で初めての制御付き振り子式気動車・2000系の改良型車両で、最高時速130km運転を目的として高徳線向けに製造されました。2020年には「うずしお」から撤退しており、現在は「あしずり」「宇和海」を主として運用されている模様です。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:うずしお、宇和海
使用している車両:2000系(N2000系)
走っている区間:岡山、高松~徳島(うずしお)、高知~中村、宿毛(あしずり)、松山~宇和島(宇和海)
最高時速:130km。但し現在は120kmに抑えられている
空気ばねを利用した「車体傾斜装置」を搭載したディーゼル特急で、2017年に登場しました。2000系の置き換えを目的として登場しましたが、走行試験の結果、カーブが連続する区間を有する土讃線においては空気ばね制御に用いる空気容量の確保に課題がある事が判明した為本形式は量産が中止され、結果として振り子式車両の2700系が「南風」「うずしお」「しまんと」「あしずり」として、JR四国の主力車両となる事となりました。2600系は「うずしお」のみに使われる車両で、2両編成が2本だけ存在します。正面部は横の輪郭に沿って綺麗に組み立てていってください。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:うずしお
使用している車両:2600系
走っている区間:高松~徳島
最高時速:120km
2600系とともに「うずしお」に使われる車両ですが、2700系は振り子式車両の為「南風」「しまんと」「あしずり」にも使われていて、JR四国の主力車両となっています。2600系とデザインはほぼ同じで、日本の伝統意匠をアレンジした「Neo Japonism(ネオジャポニズム)」も踏襲したものとなっていますが、2600系に比べると車体の裾の部分が絞られています。これは、車体傾斜方式を変更して傾斜角が2600系の2°から2000系や8000系と同じ5°へと大きくなった為です。ローレル賞も受賞しています。Webページ「ぺパるネット」収録作品。
列車名:南風、うずしお、しまんと、あしずり
走っている区間:岡山~高知(南風)、高松~徳島(うずしお)、高松~高知(しまんと)、高知~中村(あしずり)
最高時速:130km
ヒミツ情報:「南風」「うずしお」には、途中で高松発着の「しまんと」と連結する列車もある。
JR四国のキハ185系は、主に「剣山」「むろと」やトロッコ列車、普通列車と幅広く活躍している車両です。国鉄最後の大改正となった1986年11月1日に、四国に登場しました。「剣山」は徳島と阿波池田を、「むろと」は海部や牟岐と徳島を結んでいます。なお、「むろと」と同じ路線を走る列車のうち阿南~徳島を結ぶ列車は「ホームエクスプレス阿南」となっており、区分されています。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:うずしお、剣山、むろと
使用している車両:キハ185系
走っている区間:高松~徳島(うずしお)、徳島~阿波池田(剣山)、海部、牟岐~徳島(むろと)
最高時速:110km
ヒミツ情報:「アイランドエクスプレスⅡ」や「ゆうゆうアンパンマンカー」が連結される事もあるが、「ゆうゆうアンパンマンカー」の指定席券がないとプレイルームで遊ぶ事は出来ないので注意!
JR九州には、他の地域にはないようなカッコイイ特急、個性的なフォルムの特急が沢山ありますが、これは水戸岡鋭治というデザイナーがデザインを手掛けた車両が多いからです。九州には、沖縄を除いて7つの県があり、そこを特急列車がつないでいます。
「かもめ」は博多から佐賀県は佐賀駅を経由して、長崎県長崎駅を結んでいた特急列車。885系の「白いかもめ」は、車体が白くて新幹線みたいですね。丸みがあり、優雅に見えるこのデザインは、ブルーリボン賞やブルネル賞といった、有名な賞を受賞しています。2022年、西九州新幹線が開業して以降は、武雄温泉が終着となり、新幹線「かもめ」と接続運転を行う「リレーかもめ」として走るようになりました。Webページ「ペーパークラフトメーカー」収録作品。
列車名:リレーかもめ(白いかもめ)、かささぎ
使用している車両:885系
走っている区間:門司港、小倉、博多~武雄温泉(リレーかもめ)、佐賀、肥前鹿島(かささぎ)
最高時速:130km
「ふたつ星4047」は、西九州新幹線の開業並びに長崎本線の電化設備撤去に伴い「36ぷらす3(金の路)」のうち肥前浜~長崎間の運行が廃止になる事を受けて、その後継となる「D&S列車(※)」として運行を開始しました。午前に武雄温泉を出発して長崎に向かう時は長崎本線を通るのですが、午後に長崎を出発し武雄温泉まで戻る時は大村線と佐世保線を通るという、ちょっと変わった特急列車です。列車名の「ふたつ星」は九州の観光の「星」となる佐賀県と長崎県を、「4047」は使用車両のキハ40(実際改造されたのはキハ40からエンジンを換装したキハ140)とキハ47を意味しています。諫早~長崎間では午前・午後共に長与駅経由の支線を走行する他、江北駅を発車する際には進行方向が逆転します。屋根につける星の部品は細かいので慎重に切り取りましょう。上手く切れなかったり自信のない方は星の部分を囲うような長方形のような感じに切るといいです。角度次第で何ら違和感もなさそうです。また組み立ての際、星の部分だけ差し込んでから差し込み箇所を木工用ボンドで糊付けするのがいいかもしれません。Webページ「ペーパークラフトメーカー」収録作品。
列車名:ふたつ星4047
使用している車両:キハ40・キハ140形
走っている区間:武雄温泉~長崎(午前便と午後便で走行路線は異なる)
ヒミツ情報:車内には国鉄形車両としては初の車両安全確認カメラが設置されたが、この車内安全確認カメラは、普通電車で走る815系で使われるものと同じ機種。
※デザイン&ストーリー列車。「D&S」というのは、これらの列車にはそれぞれ特別なデザインと運行する地域に基づくストーリーがある事から、「デザインと物語のある列車」に由来する。現在運転されているのは、「ゆふいんの森」「九州横断特急」「海幸山幸」「指宿のたまて箱」「あそぼーい!」「A列車で行こう」「或る列車」「かわせみ やませみ」「36ぷらす3」「ふたつ星4047」「かんぱち・いちろく」の計11種類。