E751系は、2000年に「スーパーはつかり」として営業運転を開始しました。現在は「つがる」として秋田と青森を奥羽本線経由で結んでいます。車両のカラーリングは、白が雪やリンゴの花、赤が東北のお祭りのイメージなんだそう。なお、列車名は、青森県の「津軽地方」が由来です。パーツや作り方は、E653系「いなほ」と似ています。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:つがる
使用している車両:E751系
走っている区間:秋田~青森
最高時速:130km
ヒミツ情報:E751系が4両編成に短縮されるまで、特急「つがる」には485系3000番代が使われていた。
この「しらゆき」も先に紹介した「いなほ」と同じE653系を使用する特急です。北陸新幹線が金沢まで延長されたのに合わせて登場しました。「しらゆき」はグリーン車無しの4両編成。新井や上越妙高と新潟を、JRとえちごトキめき鉄道を使ってつないでいます。上越妙高で北陸新幹線に接続を行います。Webページ「ぺパるネット」収録作品。
列車名:しらゆき
使用している車両:E653系
走っている区間:新井、上越妙高~新潟
最高時速:120km
651系の「スーパーひたち」は、常磐線の特急「ひたち」に使われてきた485系の置き換え、並びに競合する高速バスへの対抗策として、1989年に運転を開始した特急電車です。大きな特徴は最高時速を向上させた事。何しろ、在来線特急初の最高時速130km運転を実施したのですから。速度面の向上に加えて、従来の鉄道車両とは一線を画した内外装が高い評価を受け、1990年に第33回鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しました。後には高崎線系統の特急「草津」「あかぎ」「スワローあかぎ」に使われました。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:スーパーひたち
使用している車両:651系
走っている区間:上野~いわき、仙台等
最高時速:130km
ヒミツ情報:最高時速130km対応の特急型電車としては、JR九州の783系の方が先だったが、783系の130km運転は1990年で、651系「スーパーひたち」の後だった。
常磐線を経由し、上野駅といわき駅の間を走る特急列車です。同じ区間を走っている651系「スーパーひたち」に比べると、停車駅が多いのが特徴ですが、これは常磐線が通勤や観光など、様々な目的で利用されているためです。写真のように(スーパー戦隊じゃないですが)、5色並べると綺麗ですよ。全てWebページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:フレッシュひたち
使用している車両:E653系
走っている区間:上野~いわき、勝田等
最高時速:130km
ヒミツ情報:2色の違った色の車両が連結して走る事もある。なお、オレンジは増結用の編成。
5色揃って「フレッシュひたち」!決まったッ!
上野東京ラインが開通した2015年のダイヤ改正で、先ほどの「フレッシュひたち」も、651系「スーパーひたち」も、それぞれ名称を変更しました。E657系は、2011年に登場した常磐線の新型特急車両で、2013年から常磐線の特急に投入され、651系やE653系を置き換えました。2015年には、「スーパーひたち」が「ひたち」」に、「フレッシュひたち」が「ときわ」に、それぞれ名称変更を行いました。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:ひたち、ときわ
使用している車両:E657系
走っている区間:品川、上野~いわき、勝田
最高時速:130km
ヒミツ情報:コンセントや大型の背面テーブルがあるため、ノートパソコンも使用出来るのだ。
「成田エクスプレス」は、大船や横浜、池袋といった大きな町と、千葉県にある成田空港という国際空港を結ぶ特急です。初代成田エクスプレスは253系という車両ですが、2009年からはE259系が走り始めています。253系の方は、この後登場する「日光・きぬがわ」と作り方が共通しています。2作品ともWebページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:成田エクスプレス
使用している車両:E259系、253系
走っている区間:大船、横浜、大宮、高尾、池袋、新宿~成田空港
最高時速:130km
ヒミツ情報:E259系は、臨時特急「マリンエクスプレス踊り子」として、伊豆半島にも乗り入れていた時もあった。
E259系
253系
東京と房総半島をつなぐ特急「わかしお」「さざなみ」「しおさい」に使われるE257系です。車内は普通車のみの5両編成で、グリーン車は連結していません。車体色はそれぞれ、白が夏のビーチ、黄色が沿線に咲く菜の花、そして青は太平洋をイメージしているんだそう。東京と千葉を結んでいる為、通勤にもレジャーにも大活躍しています。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:わかしお、、さざなみ、しおさい
走っている区間:東京~茂原、勝浦等(わかしお)、東京~君津、館山(さざなみ)、東京~佐倉、銚子等(しおさい)
最高時速:130km
東京都と千葉県をつなぐ特急列車に使われている車両で、「房総ビューエクスプレス」とも呼ばれています。色は、先程のE257系500番台同様、青色と黄色と白色。1993年に「ビューわかしお」「ビューさざなみ」としてデビューしました。現状としては先程紹介したE257系500番台やE259系への置き換えが進みつつあり、臨時列車及び一部の「わかしお」「さざなみ」でのみ運用されています。Webページ「ぺパるネット」収録作品。
列車名:わかしお、さざなみ、しおさい
使用している車両:255系
走っている区間:東京~茂原、勝浦等(わかしお)、東京~君津、館山(さざなみ)、東京~佐倉、銚子等(しおさい)
最高時速:130km
「成田エクスプレス」に使われていた253系を改造して誕生した車両です。2011年から走り始めており、それぞれ東武鉄道と直通運転を行っています。都心の町と温泉地を結ぶ列車ですから、観光に使われる事が多いようです。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:日光、きぬがわ
使用している車両:253系
走っている区間:新宿~東武日光(日光)、新宿~鬼怒川温泉(きぬがわ)
最高時速:120km
ヒミツ情報:列車名表示があることも、「成田エクスプレス」時代との違い。
カラフルな彩りが綺麗なE257系は、「あずさ」「かいじ」として、中央本線を走り、「あずさ」は主に新宿と松本を、「かいじ」は東京や新宿と甲府を、それぞれ結んでいます。列車名はそれぞれ、「あずさ」は松本市を流れる梓川、「かいじ」は甲府が昔「甲斐の国」と呼ばれていた事から、「甲斐につながる路」ということでつけられました。「かいじ」は「あずさ」に比べると停車駅が多いです。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:あずさ、かいじ
使用している車両:E257系
走っている区間:千葉、東京、新宿~松本、南小谷(あずさ)、東京、新宿~甲府、竜王(かいじ)
最高時速:130km
ヒミツ情報:「あずさ」は歌にまで歌われた有名な特急。因みに歌の名前は「あずさ2号」。
先ほど紹介した「あずさ」よりも更に停車駅を少なくしたのが、この「スーパーあずさ」です。走っている区間は「あずさ」と同じですが、車両は全然違いますね。JR東日本初の振り子式特急です。写真右側のような貫通扉が付いている編成もありますが、貫通扉が前に出るのは珍しいそうですよ。2018年3月16日に「スーパーあずさ」は運転を終了、同年4月7日のさよなら運転をもって全車両が引退となりました。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:スーパーあずさ
使用している車両:E351系
走っている区間:東京、新宿~松本
最高時速:130km
ヒミツ情報:JR東日本の車両(新幹線車両含めて)で、初めて形式名に「E」が付いた車両。「E」とは英語で「東」という意味の「EAST」の頭文字。