12200系
「新スナックカー」と呼ばれた近鉄の特急電車で、2021年に引退しており、今はもう走っていません。「スナックカー」というのは、車内でビュッフェ営業を行い、調理スペースがあった事、つまりは車内で軽食が食べられた事からつけられています。近鉄の多くの路線で活躍しました。12200系は、12000系「スナックカー」と基本的な性能や仕様等は同じですが、側面にも窓が設置され、スナックコーナー拡大に伴いコーナー部分にも窓が取り付けられ、窓の上部若しくは下部に「Snack Car」のロゴが入っている点が異なります。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:近鉄 新スナックカー
走っている区間:京都等~近鉄奈良、賢島等
ヒミツ情報:1975年に英国女王エリザベス2世が来日した時に、お召し列車として運転された事もある。

19200系「あをによし」
先程紹介した12200系を改造してデビューした特急で、2022年に運用を開始しました。大阪難波から奈良を通り京都までを結んでいますが、奈良と京都の間でも運転される場合があります。車体は奈良への観光特急という用途から、平安時代に紫が高貴な色とされた事を意識して、紫檀メタリックという紫系の塗装に金の差し色、側面には正倉院の宝物「螺鈿紫檀五弦琵琶」の花柄をイメージしたラッピングとなりました。12200系時代の貫通扉とカバー、方向幕は埋められ非貫通化されています。室内も観光特急用に改造され、1、3、4号車にツインシート(2名用)、2号車は海側に通路を寄せてサロンシート(3~4名用)と軽食・飲料等を扱う販売カウンターを設けています。先程の12200系も細かいパーツがあったと感じるかもしれませんが、こちらはのりしろが細かいので難易度は少し高めと思います。Webページ「近鉄電車ペーパークラフト」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:近鉄 あをによし
使用している車両:19200系
走っている区間:大阪難波~近鉄奈良~京都、近鉄奈良~京都

16200系「青の交響曲」
「青の交響曲(シンフォニー)」は、大阪阿部野橋や橿原神宮前と吉野を結ぶ観光特急です。先頭車両は3~4人用のサロン席と2人用のツイン席がある座席車、中間車両が飲み物やスイーツを楽しめるラウンジ車両です。車両は普通列車で走っていた車両を改造したもので、「大人旅」を演出したデザインとなっています。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:近鉄 青の交響曲
使用している車両:16200系
走っている区間:大阪阿部野橋、橿原神宮前~吉野
ヒミツ情報:ツアー等で貸切になる事もあるようだ。

特急スーパーはくと号
よくJR特急に間違われがちですが、「スーパーはくと」は智頭急行という第三セクターの特急列車です。JR線と智頭急行の両方を走って、京都と鳥取の倉吉を、最高時速130kmで結びます。形式名の「HOT」の「H」は兵庫、「O」は岡山、「T」は鳥取の、それぞれの頭文字です。Webページ「ちずきゅうで遊ぼう」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:智頭急行 スーパーはくと
使用している車両:HOT7000形
走っている区間:京都~倉吉
ヒミツ情報:「はくと」とは鳥取の昔話「因幡の白兎」の「白兎」を音読みしたもの。つまり、昔話から列車名がつけられているのだ。

右の写真のような、貫通型先頭車両もあります。
8000系新塗装
京阪電鉄(京阪本線)の特急は「京阪特急」と呼ばれ、大阪の淀屋橋と京都の出町柳を結んでいます。8000系にはダブルデッカーの車両や特急料金が必要な「プレミアムカー」を連結しており、「エレガントサルーン」という愛称がつけられています。「プレミアムカー」以外はダブルデッカーも含めて普通運賃で乗る事が出来る、便利な列車です。京阪特急の他、京阪特急より停車駅が少なく、京阪特急と同じ区間のうち京橋~七条間をノンストップで走行する、快速特急「洛楽」にも充当されています。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:京阪電鉄 京阪特急、快速特急「洛楽」
使用している車両:8000系
走っている区間:淀屋橋~出町柳
ヒミツ情報:「テレビカー」と呼ばれ、車内にテレビが付いていたが、リニューアルに伴いテレビはなくなった。

京阪特急3000系
京阪特急の初代3000系です。京阪特急専用車両としては5代目の電車で、1971年から走り始めました。編成中にカラーテレビを設置した車両が連結されており、「テレビカー」の異名もあります。2008年に中之島線が開業した時には、新3000系(2代目3000系)の登場に合わせ、運用と主要機器類が共通する8000系へと編入されました。2013年に最後の運転を終えて引退しましたが、一部富山地方鉄道で、普通列車や特急「ダブルデッカーエキスプレス」に使われる車両もあります。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:京阪電鉄 京阪特急
使用している車両:3000系(初代)
走っている区間:淀屋橋~出町柳
ヒミツ情報:京阪特急のハトマークは、石清水八幡宮の使いがハトであった事から。

京阪特急新3000系 (リニューアル車)
「コンフォート・サルーン」という愛称の新3000系は、中之島線開業のシンボルとして、中之島線乗り入れの快速急行用にデビューした車両です。開業当初から中之島線の顔として走っていましたが、中之島線では需要が伸びず、優等列車も年々減少していました。2021年1月31日には中之島線での運用が無くなりましたが、NHKの鉄道番組「鉄オタ選手権 京阪電車の陣・第二戦」ではその運用が番組専用の貸し切りではあったものの限定復活していた模様です。現在では定期運用としては、8000系と共に京阪特急や快速特急「洛楽」が主となっています。2021年にはこの電車にも、待望のプレミアムカーが連結された為、全ての京阪特急、並びに快速特急「洛楽」にプレミアムカーが連結された事になります。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
列車名:京阪電鉄 京阪特急、快速特急「洛楽」
使用している車両:新3000系
走っている区間:淀屋橋~出町柳

KTR8000形「丹後の海」
北近畿タンゴ鉄道は上下分離に伴い2015年にWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)と会社名を改めました。KTR8000形は、北近畿タンゴ鉄道が、「タンゴディスカバリー」をはじめ、新大阪や京都まで直通する特急の為に造った気動車です。WILLER TRAINSとなってからは、この車両も2017年までに全車がリニューアルされて青い姿になり、「丹後の海」という愛称も加えられました。デザインは、JR九州の数々の特急列車も手がけた水戸岡鋭治氏。客室天井と壁はシラカバ、床はナラ、座席はカエデを使用しています。「たんごリレー」としてJR西日本の特急列車と接続している他にも、一部の「はしだて」「まいづる」に充当されています。車内にはフリースペースもあります。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:WILLER TRAINS(京都丹後鉄道) たんごリレー、はしだて、まいづる
使用している車両:KTR8000形「丹後の海」
走っている区間:福知山~宮津、網野、豊岡(たんごリレー)、京都、福知山~宮津、天橋立、久美浜(はしだて)、京都~東舞鶴(まいづる)

50000系「ラピート」
まるで中世の騎士が被る鉄仮面か、ロボットのような顔が特徴のカッコイイ私鉄特急。同じ「ラピート」でも停車駅の違いで「ラピートα」と「ラピートβ」の2つに分けられます。鉄道ファンの間では「鉄人28号」の愛称でも知られ、3列でゆったりとくつろげる「スーパーシート」も特徴です。「ラピート」とはドイツ語で「速い」という意味。空港特急なだけあって、車内は飛行機そのものを彷彿とさせるインテリアで、空港に行くお客さんが利用しやすいよう、色々な工夫がされています。運行開始以来、「ラピート」専用車両となっていますが、2022年から当面の間、南海電鉄と泉北高速鉄道を直通し、難波と和泉中央を結ぶ「泉北ライナー」の代走にも充当されています。先端部の糊代が無いので、糊代を作っておくと組み立てが楽かなと思います。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:南海電鉄 ラピート
使用している車両:50000系
走っている区間:なんば~関西空港
ヒミツ情報:2014年には、新関西空港株式会社、ホテル日航関西空港との共同企画で、難波発の定期列車1両を貸し切って結婚式が催された事も。

30000系こうや
大阪のなんばと高野山・極楽橋を結んでいる、南海電鉄の特急です。特に坂道に強い車両で、30000系は大きな前面ガラスが特徴。31000系も「こうや」として走っている他、「りんかん」として11000系がなんばと橋本を結んでいますが、「りんかん」は「こうや」より車両の長さが4m長く21mとなっているため、「りんかん」の車両は坂道をクネクネ走る「こうや」には使われていないそうです。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:南海電鉄 こうや
使用している車両:30000系
走っている区間:なんば~極楽橋
ヒミツ情報:極楽橋から高野山へ行くには、ケーブルカーを利用する。

10000系「サザン」
一見、通勤列車のように見えますが、れっきとした特急車両で、とても高性能。なんばと和歌山市や和歌山港をつなぐ特急列車です。特徴の一つとして、なんば方面に通勤型電車を4両連結し、自由席車両扱いしている事が挙げられます。通勤型電車の車両だけは特急料金がかからず、ICカードを含めて普通運賃で利用可能なので、何だか不思議な感じですね。10000系は1985年から走り始めていますが、12000系の「サザン・プレミアム」も2011年から走り始めています。連結される通勤型電車は、10000系は7100系、12000系が8000系や9000系、8300系となっています。なお、通勤型電車の号車番号は設定されていません。Webページ「Vayashi‘s11」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:南海電鉄 サザン
使用している車両:10000系(指定席)・7100系(自由席)
走っている区間:なんば~和歌山市等
ヒミツ情報:泉北高速鉄道の12000系は、定期列車の運用ではあるが、期間限定のイベントで実施している。(2018年8月20日~9月22日)

6300系「京とれいん」
土曜、休日に、阪急電鉄の梅田~河原町間を運転している快速特急です。途中、淡路、桂、烏丸の3つの駅に停車します。車両は、6300系の車内を和風にリニューアルした専用車両が使われています。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:阪急電鉄 京とれいん
使用している車両:6300系
走っている区間:梅田~河原町

西鉄8000形
九州を走っている西日本鉄道の特急用車両です。大きな窓と転換式クロスシートが特徴で、西鉄福岡(天神)と大牟田を結ぶ天神大牟田線で走っています。Webページ「Vayashi’s11」収録作品。
所有している鉄道会社と列車名:西日本鉄道 特急
使用している車両:8000形
走っている区間:西鉄福岡(天神)~大牟田
ヒミツ情報:2017年度辺りには引退した。

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