シノルニトミムス

シノルニトミムスは、1997年に行われた日本、中国、モンゴルの三国調査で発見された、全長最大2m程のオルニトミモサウルス類で、保存の良い14体の骨格化石がまとまって発見されました。3本の爪のある細長い指と、長い首が特徴です。それぞれのお腹の辺りに、植物食恐竜によく見られる「胃石」が残っているのが見つかった事から、シノルニトミムスも植物食であったと考えられています。写真のまとまった化石には、少なくとも亜成体1頭、幼体7頭の計8頭が含まれています。シノルニトミムスは、獣脚類以外の植物食恐竜と同様に、幼体と成体の混ざりあった集団で行動し、群れを作っていたと考えられています。

分類:竜盤目獣脚亜目コエルロサウルス類マニラプトル型類オルニトミモサウルス類
名前の意味:(中国の)鳥もどき
生息年代:白亜紀後期
産地:中国(内モンゴル自治区)、モンゴル
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