大井川鐡道SL紀行 春休み1泊2日の旅
「力強い汽笛!きしむ車輪!ピストンがゆっくりと動き出し、巨大な鉄の塊が、地面を揺るがし爆進するんだ」。「ドラえもん」のお話の1つ、2009年3月6日放映の「天の川鉄道の夜」というお話で、スネ夫はSLについてこう語っています。一方で、それから8年後、僕がSLに乗ろうと向かったのは、SLの聖地とも言うべき、静岡県のローカル線・大井川鐡道です。大井川本線をSLで駆け抜け、そこから井川までちょっと変わったトロッコ列車で向かう鉄道旅。いざ静岡県へ、汽笛鳴らして出発進行!
旅行日:2017年4月5日~6日
                                  1日目 (4月5日)
朝早く起きて、若草中央通りのバス停へ。バスで南草津駅を目指します。
日差しを受けてやって来たのは、223系「新快速」。京都までは、石山、大津、山科に停車。瀬田駅、膳所駅は通過です。


とっても広~い京都駅。 新幹線のぞみ号で、次の停車駅 名古屋まで向かいます。何故って、 浜松に「のぞみ」が停車しないからです。

右端が、カモノハシのような先頭車両の700系。今年でもう見納めかもしれません・・・・・・・・。

最高時速300kmの超特急、N700Aのぞみ号がやって来ました。今ではもう主力車両ですが、この旅行に行った当時は、まだ700系も現役でした。



名古屋でのぞみ号から各駅に停まる こだま号に乗り換え、浜松を目指します。 全てとは言いませんが、浜松駅には ひかり号も停車します。 のぞみ号は停車しません。



浜松駅の中に車がありました。
                                    




浜松でこだま号を降り、 東海道線の電車に乗り換えて、 大井川鐡道の起点・金谷駅まで 向かいます。





















                                知っ得コラム
                         東海道線と東海道本線
東海道線と東海道本線って、どう違うのか分かりませんよね。東海道本線は、東京から兵庫県の神戸までの589・5kmもの長~い区間をいいますが、東海道線とは、JR東日本が受け持つ東京~熱海間、JR東海が管轄する、熱海~米原間、JR西日本が所有する米原~神戸間の3つの路線の事を言います。簡単に言えば、長い路線を3つの会社が分担して受け持っているという事です。この旅行に登場したのは熱海~米原間、つまりJR東海の区間です。
反対側のホームにいたのは、313系電車。東海道線だけでなく、飯田線や武豊線等でも主力で走っています。

僕らが乗るのは、この211系電車。東海道線では普通用電車として走っています。車体は軽量ステンレス製で、省エネ性能に優れた電車です。
                      JR金谷駅に着いても、すぐSLに乗る訳ではありません。 大井川鐡道のSL、「SL急行かわね路号」は、 金谷では無く次の新金谷からの出発なのです。 確かに運転開始当初は金谷からでしたが、今は新金谷なので 間違えないように気を付けて!

大井川鐡道金谷駅のホームに停車していたのは、元近鉄特急の普通電車。でも、コイツと似た形式が、まだ近鉄に残ってた気がするぞ・・・・・・・・・。





                           新金谷駅からSLに乗る訳ですが、 その前に転車台を見に行く事に。 これから乗るSLも撮影しました。



新金谷駅の構内。左側にいる銀色の電車は、東京急行電鉄(東急電鉄)で走っていた車両です。で、右側が僕らが金谷から乗っていた元近鉄特急の普通電車です。
新金谷駅で売っていたおもちゃのSL。
黒いポスト。普通のポストと違って面白いですね。
「新金谷・・・・・・・驛?」この「驛」、あまり使いませんが、「駅」の事です。  こんなのもありました。何でしょうか~?

転車台に乗っかっていたのは、C12という形式の蒸気機関車。真岡鉄道の「SLもおか」にも使われる形式です。

僕達の乗る、C10型8号機牽引の「SL急行かわね路号」がホームに停まっています。
C10は、今では大井川鐡道でしか見られない形式なので、これが引っ張る列車に乗れるというのが運命のいたずらというか、もうホントに奇跡です。
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