ナナホシテントウ
身近な所でよく見かけるナナホシテントウは、テントウムシの代表選手。名前通り、背中には7つの斑紋があります。成虫、幼虫共に農作物の害虫であるアブラムシを食べる為、益虫とされています。背中の模様は紙の裏側を出して折ります。赤と黒の紙を貼り合わせて作りましょう。立体的なナナホシテントウが出来上がります。「おりがみランド+ 昆虫のおりがみ」収録作品。

飛ぶクワガタ
甲虫目の上翅は、羽ばたく事ででは無く、飛翔時に揚力を生み出す役割を果しています。これは、前に紹介したクワガタとは異なり、飛んでいるバージョンとなります。この作品は形の整え方がかなり難しいです。最後に上翅を起こしたら、体全体を指に巻きつけるようにして仕上げるのがコツです。「折り鶴から折る おりがみ昆虫館」収録作品。

飛ぶカブトムシ
虫かごの中で飼っていると分かりにくいと思いますが、カブトムシだって飛ぶ事が出来ます。ただし、体が重いので飛ぶのはあまり得意ではありません。1つ前の飛ぶクワガタの途中までは同じです。胸角となる部分はしっかり折り筋をつけてから、よく広げて綺麗に折りましょう。最後の仕上げ方で決まる作品です。「折り鶴から折る おりがみ昆虫館」収録作品。

カブトムシ幼虫
カブトムシの幼虫は、主に腐植土や朽ち木を食べて成長します。卵から孵化するのは秋の初め頃で、翌年の初夏には蛹になり、土の中に作った部屋(蛹室)で動かなくなります。この時蛹の内部では、幼虫の体をドロドロに溶かして、新しく成虫の体へと作りかえるという大変化が起きています。蛹になる前の幼虫の大きさは7cm位になっています。体の節々は段折りして作り出します。折り目を崩して丸く整えますが、破れないよう注意してください。「本物みたいな虫のおりがみ図鑑」収録作品。

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