フクイラプトル


←真ん中の段3枚と下はフクイラプトルのロボット
日本で初めて、全身の骨格が復元された肉食恐竜です。発見当初はドロマエオサウルス科とされ、原記載ではアロサウルスに近縁なカルノサウルス類として扱われるようになりました。その後は原始的なティラノサウルスの仲間とする声も出てきましたが、その一方でネオベナトル科の一部の可能性もあるメガラプトル類に分類されるとする声も上がっています。しかし、さらにその後のとある研究では全てのメガラプトル類が実際にはティラノサウルス上科に分類される事が提唱されており、もしそうだとするとフクイラプトルはコエルロサウルス類のティラノサウルス上科に分類される事になります。とても小さな子どもから大人まで、色々な大きさの化石が発見されています。前足に大きなカギ爪を持っていましたが、このカギ爪は発見当初、後ろ足のものだと思われていました。
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