~福井県・勝山で発見された恐竜達(復元ロボット)~
左から順にフクイティタン(竜脚形類・ティタノサウルス類)、フクイラプトル(獣脚類・ティラノサウルス類)、フクイサウルス(鳥脚類・イグアノドン類)
恐竜世界もやはり、食うか食われるか厳しい世界。そんな生存競争を勝ち抜く為、恐竜達はそれぞれが強力な武器や能力を手に入れました。フクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタンの3種類を中心に、恐竜達の武器をクローズアップしてみましょう。
①ギザギザの歯と強力な顎
フクイラプトルの大きな口には、鋭い歯が並んでいます。その歯には、「鋸歯」とよばれるステーキナイフのようなギザギザもあり、獲物の肉を食いちぎります。
②獲物の肉を切り裂くカギ爪
大きなカギ爪は鋭く曲がっており、獲物を押さえつけるのに大いに役立ったでしょう。また、鋭く尖ったその爪は、相手に深々と突き刺さるはず。前足が長めで器用に動かせるのも強みです。
①釘のような前足の親指
フクイサウルスのような「イグアノドン類」の鳥脚類は、前足の親指が釘のように鋭く尖っていました。植物を食べる際にも役立ったはずですが、肉食恐竜に出くわすとこの親指を突き立てて戦ったでしょう。敵の硬い鱗も難なく貫通してしまうかもしれません。
②筋肉質の尾
フクイサウルスは2本足で立ち上がる事もあった為か、尾は太くて強く、丈夫でした。立ち上がる際体を支えるのに使っていたでしょうが、後ろから襲ってくる肉食恐竜をひっぱたくのにも使われたかもしれません。まともに尻尾の一撃を食らえば、相手もフラフラです。
・巨体そのものが武器!
フクイティタンのような竜脚類は、その大きさだけでも脅威となりそうです。この要塞を崩すのは、簡単な事では無く、ちょっと暴れただけでも大災害になりかねません。フクイラプトルのような肉食恐竜も、どこから攻撃していいのか分からなくなったはずです。
福井鉄道の路面電車を、また見つけました。
えちぜん鉄道福井駅のフクイサウルス骨格模型。これ、木で出来ているんですね。
僕らが乗るのは、この勝山行きの電車です。
えちぜん鉄道には、2両編成の電車も走っています。
えちぜん鉄道に揺られている間に、クイズタイム。この駅名、何と読むか分かりますか?答えはこのページの下に書いてありますよ。
①越前開発
②志比堺
③下志比
④轟
勝山駅の構内に、電気機関車らしきナニカが。
ボルガライスの上に、恐竜の足跡が!?思わずクローズアップ。
紙工作のプテラノドンが、食堂内に吊ってありました。しかもこれ、結構大きい!
ダイノストリートには、カブトガニや魚竜、翼竜の翼の部分等、古代生物の色々な化石が展示されています。
[駅名クイズの答え]
①えちぜんかいほつ。「かいはつ」じゃなくて「かいほつ」と読みます。
②しいざかい。「比」はこの場合「ひ」じゃなくて「い」と読むので気をつけてください。
③しもしい。考え方は②と同じ。
④どめき。こんな字を書くんですね。