原始的なテリジノサウルス類で、より進化したテリジノサウルス類に見られる大きな前足の爪や大きく広がった骨盤等はまだ見られませんでした。また、多くのテリジノサウルス類では4本の足指が地面についているのに対し、ファルカリウスやベイピアオサウルスといった原始的な仲間では3本しか地面についていません。これは他の殆どの獣脚類と同じで、典型的な獣脚類の特徴を残しているといえます。歯は木の葉型をしており、長い首をしている等、植物食恐竜の特徴も見られます。大量の化石が1か所で見つかっており、子供から大人まで、少なくとも300体分の骨が発見されました。
分類:竜盤目獣脚亜目テリジノサウルス類
名前の意味:小さな鎌
生息年代:白亜紀前期
産地:アメリカ