エナンティオルニス類は、中生代に生きていた鳥類です。胸骨や癒合した前足の指骨等を発達させ、高い飛翔能力を獲得しました。写真は2つとも、中国の遼寧省で見つかった種類で、エナンティオルニス類の最初の化石は、アルゼンチンで発見されました。後にヨーロッパ等でも見つかっています。白亜紀の終わりに、恐竜と共に絶滅しましたが、何故エナンティオルニス類だけが絶滅し、現生鳥類(真鳥類)だけが生き延びたのか、詳しくは分かっていません。
分類:尾端骨類鳥胸類エナンティオルニス類
生息年代:白亜紀前期
産地:中国