「始祖鳥」と呼ばれるように、最古の鳥類と考えられてきましたが、現在の鳥類の直接の祖先ではありません。現在の鳥類に繋がる種が登場するのは、白亜紀後期になってからで、白亜紀前期になるとアーケオプテリクスよりも現在の鳥類に近い特徴を持った種が幾つも登場しました。前足の大きな翼に加え、後ろ足と尾にも翼を持っていました。翼を羽ばたかせるのに必要な骨が無い為羽ばたいて飛ぶ事は出来なかったと考えられていましたが、脳の形を調べた結果、飛行に適しており、また、前足の断面から、短い距離なら羽ばたいて飛ぶ事は可能だったと考えられています。
分類:近鳥類鳥翼類鳥類アーケオプテリクス科
名前の意味:大昔の翼
生息時代:ジュラ紀後期
産地:ドイツ