100系新幹線電車122形普通制御電動車122-5003

100系は、東海道・山陽新幹線用に国鉄が開発した新幹線車両です。全電動車方式の0系と異なり、16両編成では4両の付随車を入れられるのがこの車両の特徴です。これを利用して、国鉄やJR東海が製造した100系では、2階建て車両2両と先頭車両を付随車としています。一方、JR西日本の開発した3000番代は、制御電動車を採用する事により、2階建て車両を4両にしたのが特徴です。その為2階建て車両を外しても、前頭部下部にあるモーター冷却用の空気取り入れ口が特徴となっていました。122-5003は、3000番代を「こだま」用として短編成化する為に122-3003を改造した車両です。2002年に「こだま」色に変更がされましたが、100系引退を記念して、青と白のツートンカラーが復元され、その姿で保存されています。
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