走れ! 嵯峨野のトロッコ列車
5月のゴールデンウィークは、学校も連続でお休みです。夏休み前でも、ゆっくり休めます。そんなゴールデンウィークに、京都を走る嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車に乗りに行きました。保津川沿いも走行する、とっても楽しい列車です。保津峡渓谷の眺めも最高ですよ。それでは、トロッコ列車の旅へと、皆さんをご案内します。
旅行日:不明(ゴールデンウィークのある日だったと思う)
目的:嵯峨野トロッコ列車に乗る事
南草津駅の3番ホームに、225系の普通電車が入ってきました。
僕達が乗り込むのは、223系「新快速」。快速列車よりも更に停車駅を少なくした列車です。
山科駅ですれ違った「新快速」。これも223系。
                          京都駅に到着したら、琵琶湖線の新快速を降り、 嵯峨野線(山陰本線)に乗り換えます。
                                   京都駅にあった「TWILIGHT EXPRESS瑞風」のポスター。
嵯峨野線では、この221系が主に走っています。トロッコ列車の乗り換え駅、嵯峨嵐山駅までは、この普通電車に乗っています。
反対側からも、221系の普通電車がやって来ました。関空特急「はるか」の姿もあります。
京都駅では、このボタンを操作して、 ドアを開け閉めします。発車時刻になると、 ドアは自動で閉まります。
                                  さあ、嵯峨野線の出発です。 嵯峨嵐山まで、のんびり走ります。 京都鉄道博物館の近くも走りますよ。
                京都方面に向かう、嵯峨野線快速電車。
                                     嵯峨嵐山駅の近くにある、 トロッコ嵯峨駅には、もう嵯峨野観光鉄道の トロッコ列車が停まっています。
一番上に「通過」の表示が。何が通過するんだろう?快速かな?あ、でも快速は嵯峨嵐山に停車か・・・・・。だとすると、特急列車?

287系特急列車が、風を切ってホームを通過していきました。何の列車かは分かりませんが、「きのさき」「はしだて」「まいづる」のどれかだと思います。(下をクリックして見てね)
PICT0015.AVI へのリンク
トロッコ嵯峨駅にあった、トロッコ列車のおもちゃ。
                    さあ、いよいよ嵯峨野トロッコ列車に 乗り込む時がやって来ましたよ。 楽しみですね~。








                                        嵯峨野トロッコ列車は、 いつ走っているの?

休日、行楽期を除いて水曜日と冬季は運休しています。1992年からは酒吞童子(※)に扮した社員が乗り込むパフォーマンスの実施、2005年には紅葉シーズンに走る列車のうち最終便では、ライトアップ等の集客策が採られています。2013年には年間乗客数100万人を突破しただけでなく、2010年度には日本国外からの団体客の利用も目立ってきていて、ツアーにも組み込まれています。また、観光シーズンには当日券が午前中に完売する程の人気路線となり、2015年には年間123万人が利用、乗客のうち3分の1が外国人でした。2015年12月からは、冬季は3号車、4号車の座席を一部撤去し、ダルマストーブを設置した「ストーブ列車」として運転されています。




































トンネルの中にあるのは、トロッコ嵐山駅。嵯峨野線の分岐点とトンネルの間に挟まれていて駅のホームが非常に短い為、トロッコ亀岡方面の1、2両目の客車については、トンネル内の停車となり、ドアは開きません。

※丹波国の大江山、または山城国京都と丹波国の国境にある大枝山に住んでいたといわれる鬼の頭領(あるいは盗賊の頭目)。酒好きであった事から手下達からこの名で呼ばれていた。「大江山絵詞」によれば、一条天皇の時代、京の若者や姫君が次々に神隠しに遭い、安倍晴明に占わせたところ、大江山に住む酒吞童子の仕業だと分かった。そこで帝は995年(長徳元年)に源頼光らを征伐に向かわせた。頼光らは山伏を装い一夜の宿をとらせて欲しいと言うが、酒吞童子らは京の都から頼光らが征伐に来ると分かっていた為、警戒し様々な詰問をする。何とか疑いを晴らし酒を飲み交わして話を聞いたところ、大の酒好きな事から家来達に「酒吞童子」と呼ばれている事や、平野山に住んでいたが最澄が延暦寺を建てて以来そこに住めなくなり、849年(嘉祥2年)に大江山に住み着いた事を語る。頼光らは鬼に八幡大菩薩より与えられた「神変奇特酒(神便鬼毒酒)」を飲ませ、童子が眠ったところを不意打ちした。その生首はなお頼光の兜を噛みにかかったが、仲間の兜も重ねかぶって難を逃れた。首級は帝らが検分した後、宇治の平等院の宝蔵に納められたといわれている。
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いよいよトロッコ列車の出発です。 途中の3ヶ所では、嵯峨野線(山陰本線)の下を走ります。