はるか昔に絶滅し、今では化石となってその姿を現代に残している恐竜達。その雄姿を、ペーパークラフトで作って貴方のお家に飾ってみましょう。パーツは少なく比較的簡単です。作り方説明書をよく読んで、その通りに作りましょう。なお、全てＷｅｂページ「Ｃａｎｏｎ　Ｃｒｅａｔｉｖｅ　Ｐａｒｋ」収録作品です。

史上最強の恐竜として知られています。ナイフのような歯の長さは最大１４ｃｍに達し、獲物を骨ごと嚙み砕いて食べていた事でしょう。前足が小さく２本指でしたが、ティラノサウルスの前足は起き上がる際に重要な役割を果たしました。視覚、嗅覚が発達していて、小さな群れをつくって暮らしていたかもしれません。恐竜が完全に乾いてから、土台に貼りつけましょう。
分類：竜盤目獣脚類ティラノサウルス科
名前の意味：暴君トカゲ
大きさ：１２～１３ｍ
食性：肉食
化石が見つかった場所：カナダ、アメリカ
生息年代：白亜紀後期
ヒミツ情報：子どもには羽毛が生えていた可能性が高く、大人のティラノサウルスにも背中の一部位なら羽毛はあったかもしれない。


ティラノサウルスと共によく知られていて、白亜紀末の大量絶滅まで生き残った、最大級の角竜類です。目の上に１ｍ近くに達する長い角、鼻先には短い１本の角を備えています。力強いアゴと頑丈なフリル、太く短めの尾も特徴です。フリルの後ろは２つのパーツを組み合わせてから、前と接着します。
分類：鳥盤目周飾頭類ケラトプス科
名前の意味：３本の角のある顔
大きさ：８～９ｍ
食性：植物食
化石が見つかった場所：カナダ、アメリカ
生息年代：白亜紀後期
ヒミツ情報：前足は小さく「前にならえ」をしていたように、斜めに外側を向いていた。


ジュラ紀に生きていた超巨大恐竜です。長い首と尾が特徴です。骨の空洞が「気のう」であり、その為に巨大化出来たのかもしれません。首の長さは１２ｍ、これだけの巨体を維持する為、１日の食事量は５００ｋｇです。全身のおよそ半分が見つかっています。じっくり組み立てていって下さい。
分類：竜盤目竜脚形類ディプロドクス科
名前の意味：特大トカゲ
大きさ：３３ｍ
食性：植物食
化石が見つかった場所：アメリカ
生息年代：ジュラ紀後期
ヒミツ情報：一説には１００年、最長２００年生きたと考えられている。


「ドラえもん」の映画に登場するフタバスズキリュウは、（タイトルが「のび太の恐竜」となっていますが）正確には恐竜では無く、首長竜という爬虫類です。ヒレ状の足で大海原を自由自在に泳ぎ回り、長い首で魚等を捕らえました。１９６８年に、日本の高校生によって福島県で発見されました。サメの歯も近くから見つかっていますが、サメに襲われたか、死骸をサメがかじったのでしょう。正式和名を、「フタバサウルス・スズキイ」といいます。写真のように吊り下げてみてもいいでしょう。
分類：首長竜類（プレシオサウルス科）
名前の意味：双葉（福島県の地層）のトカゲ
大きさ：７ｍ
食性：肉食（魚、イカ等）
化石が見つかった場所：日本（福島県）
生息年代：白亜紀後期
ヒミツ情報：首長竜の姿については、ウミガメの背中にウミヘビが刺さっていると例えた人もいた。